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産業発展貢献企業アステクノスで働く
スタッフブログ
ミニ四駆部企業対抗戦・後編
お久しぶりです.
資材課川口です。
前回伊達さんから引継ぎ、今回はいよいよレース本番となる後編です。
まず最初の勝負は、コンクールデレガンス。
伊達さんの説明にもあったとおり、どれが一番見た目が好みかを競う勝負で、参加者全員が1票を入れ最も票を集めたチームの勝利です。
この種目は、ミニ四駆以外でも乗り物なら参加できます。
自分たちは、3作品を持ってきましたが、会場のほかの作品に合わせて、どれを出すか決めるということにしてきました。
まずは、伊達さんのミニ四駆、ブルヘッドJrをアステック仕様にしたマシン。
唯一会社のアピールできる作品で、短期間ながらも複数のパーツを組み合わせて作った作品です。
次に、模型部唯一の実力派カーモデラー、情報システム課渡邉幸さんによるランボルギーニ、アヴェンタドール。
アオシマの1/24を使用した作品で、模型部の別のコンペに参加するように作ったマシンを急遽もって来ました。
最後に、自分のタミヤ1/48、シャーマン戦車M4A1です。
冬に作ったものをウォッシングとドライブラシ、ウェザリングで汚してきました。
最終的に、周りでは、ミニ四駆が多く、塗装が優秀な作品が多かったので、自分のシャーマン戦車を出すことにしました。
こちらの結果は、1位が10票を超える中、4票獲得。
賞をいただくことは出来ませんでしたが、票をいただくことが出来てよかったです。
次は、ミニ四駆レースの個人戦。
3人づつコースを走らせていき、勝ち残った人同士が当たり最後に残った人が優勝です。
怪しい?黒い服の方も居ましたが、青い服のマブチモーターさんと赤い服のVERTEXさん、この2チームは、メンバー全員のレベルが高いため誰と当たっても苦戦するのが分かっていました。
VERTEXさんを率いているのは、昨年の東京大会4000人の頂点を取ったチャンピオンの方なので、特に気をつけていました。
1回戦は、全員危なげなく通過。
ここで、宮川さんから連絡が入り、黒服の要注意人物が判明。
たしかに他の人とは圧倒的に速度が違います。
後で分かりましたが、この人がSQUARE ENIXを率いるリーダーでした。
そして2回戦で事故が、圧倒していた天野さんがまさかのコースアウト。
スピードは悪くなかっただけに、勿体無い結果でした。
自分と伊達さん、羽津さんは勝利し、トップ8入りとなりました。
続いては準々決勝、8人中3人がアステックなので、バラバラにならないと同士討ちの危険があります。
そこで、自分が先頭に行くと、続いたのがマークしていた速い人。
分かった段階で、温存していた最も電圧の高い電池を投入し、勝負。
相手のほうがトップスピードは上ですが、こちらはブレーキ軽めでほぼ減速しないので、立体セクションで追いつき、つかず離れずの攻防戦を繰り広げました。
最終的にストレート1枚分(約300mm)程度で負けてしまい、悔し涙を飲むことに。
そして伊達さんも、無念のコースアウト敗退。
最後に、羽津さんが勝利して次につなぎます。
ここで羽津さんがインタビューを受け、準決勝が始まります。
(頑張って羽津さん)
しかし、相手はここまで残った猛者で、そう簡単にはいかず無念のスピード負け。
続く、3位決定戦でも負けてしまい、個人戦では表彰台にあがれませんでした。
そして驚いたのが表彰台1~3位が全員SQUARE ENIXさんという事実でした。
続いて団体戦です。
4つのチームでのリーグ戦を行い、4つのブロックの獲得ポイント上位チームが決勝戦を行って、優勝を決めるといったルールです。
出場者は二人で、一人が先に走らせた後、スイッチを切ってマシンを置き、交代の儀式を行い、第二走者が走らせるというルール。
交代の儀式とは、二人がハイタッチをしてその場で1回転、またハイタッチをするというダブルハイタッチ方式。
これが、レースに波乱を呼びます。
アステック模型部は、同じリーグの初戦がSQUARE ENIXチーム、ここで電池の残量がかなり厳しいこともあり、勝ちに行くかと誰が出るかで相談。
自分は、思い出作り的なものもあったので、毎回選手を変えようかといっていたのですが。
「今日は何しに来たんですか?勝ちに来たんじゃないですか?」
天野さんの一言で、全試合を最も安定している自分と羽津さんで行くことに決まり、初戦も勝ちに行く事になりました。
自分と羽津さんは、ダブルハイタッチの練習も行い、準備をします(段取り)
王者の風格で待ち受けるSQUARE ENIXチームを前に、レースが行われる直前。
「優勝チームを倒すぞ!!」
その場で、大声で叫ばせていただきました(笑)
司会のほうからも「アステックさん気合入っていますね」とコメントをいただき、レース開始。
相手の一人目は、個人戦優勝者、こちらは4位の羽津さんが迎え撃ちます。
レーススタートして2周、残念ながら相手との差が広がる中、ここでアクシデント発生。
まさかの相手チームがコースアウト。
羽津さんは、無事戻り、ダブルハイタッチ、練習の成果でかなり上手く出来ました。
自分も完走でき、見事大金星をあげることとなりました。
続く、2回戦はAlcotさんチーム、ゲーム会社でお揃いのエプロンが目立ちます。
羽津さんがやや危なっかしい走りをしましたが、完走して勝利することが出来ました。
ここで、中間発表が入り、現在全勝しているのが4チーム。
最後の1試合でどうなるかといったところですが、宮川さんのデータから残って欲しくない所はコースアウトでポイントを落としている模様でした。
予選、最終の3回戦は、ワンダードライビングさんのライバル、デジタルハーツさん。
事前の会社紹介で、ミニ四駆がやりたくてデジタルハーツに入社したという人がいる面白いチーム。
この段階で、多くのチームが負けても完走してポイントを稼ぎに来ている様相。
羽津さんが負けることも無く、最終戦も完勝させていただきました。
そして、アステックと「駅すぱあと」のヴァル研究所さん、加工機関係で馴染み深いシチズンマシナリーさんの決勝戦です。
上位が3チームに絞られたため、同時に走らせることになりました。
ダブルハイタッチも無しで、交代。
羽津さんは、ここでも序盤からリードを作り、交代、
そして・・・
見事に優勝を勝ち取りました。
残念だったのが、表彰状とかトロフィーとかメダルとか欲しかったなぁということでしょうか。
あと、自分は珍しいマシンを使っていたので、マシンの写真撮って欲しかったです。
とはいえ、アステック模型部として華々しい結果を残せ、チーム全員うれしい限り。
日本一の専用機メーカーの日本一のミニ四駆企業チームになりました。
引き続きミニ四駆勉強会を行い、チーム全体の底上げを行っていきます!!
公式大会優勝を目指し、今年も頑張って行きますので、応援よろしくお願いします。
最後に、秋葉原で優勝祝いに牛かつを食べて帰宅。
アステック模型部は、新規部員、マネージャー共に募集中ですよー。
それではー。
投稿日:2016年2月24日